過去の展覧会



アルスギャラリー21周年記念
Ito Kaito / Suda Hinako DUO EXHIBITION

日 程 2023年年4月25日(火)〜5月7日(日)
時 間 13時〜19時
最終日16:00まで(休廊日:月曜日)

生きている身体を持つことと、その先に遺るものについて表現しています。



須田日菜子 / Suda Hinako

1998年生まれ
2023年 東京藝術大学美術学部絵画科卒業
展示歴
個展
2019年「nobodyknows」(JINEN GALLERY)
2020年「風吹けば桶屋が儲かる」(JINEN GALLERY)
2021年「Light (i.e.not heavy.)」(JINEN GALLERY)
2022年「せきをしてもひとり」(JINEN GALLERY)
グループ展
2019年「須田日菜子・山縣瑠衣展」(JINEN GALLERY)
2020年「WASANBON」(TURNER GALLERY)
2021年「須田日菜子・林果林 他」(Gallery&Space TATSUMI)
2022年「今年最初に見せたい絵」(gallery TOWED)

伊藤快斗 / Ito Kaito

1998年生まれ
2021年 東海大学教養学部芸術学科卒業
2023年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
展示歴
2021年 第2回「彫刻と家」(旧平櫛田中邸)
2022年 第3回「彫刻と家」(旧平櫛田中邸)



コラージュ:紙の雄弁さ
Collage: The Eloquence of Paper

日 程 2023年 11月7日(火)?11月12日(日)
時 間 11時〜18時
最終日15:00まで

コラージュについての考察

コラージュとは再生利用と再文脈化の芸術であり、古い画像や紙に新しい意味を与えるもののことです。コラージュ作品は、しばしば驚きや不条理が盛り込まれることが多いですが、美的要素(古びた紙の質感や色合いなど)やさまざまなカッティング技法から生じる、より微妙なレベルの意味もあります。

すべての芸術は、技術的な探求を超えて、自己表現を伴います。つまり、少しずつ、他者や自分自身に心を開くことです。あらゆる退屈な手仕事と同様、切り貼り作業にも落ち着きをもたらす効果があります。しかし、「セラピー」を芸術的表現に値するものに高めるためには、美的または概念的なアイデアに基づいて作業を進める必要があります。

コラージュの実践は、主に大切な部分を切りを捨てられるかどうかという決断に関わっています。個人的にはこういった運命的な決断を概念に基づかせることを好みますが、概念というものは多かれ少なかれ「文字通りの」ものであっても、作品の雰囲気は主観的に表現されます。私の性格はメランコリアになる傾向があり、ユーモアには皮肉っぽい要素があります。

技術的な仕掛け、視覚的なダジャレ、予期せぬ組み合せはこの不思議な媒体の一部ですが、軽快な驚きが、より優しく個人的なレベルの表現を圧倒すべきではありません。

Ruminations on Collage

Collage is an art of recycling and re-contextualization: giving old images and papers new meanings. While collage artworks often flirt with surprise and absurdity, there are also subtler levels of meaning that arise from aesthetic elements (such as the textures and hues of aged paper), as well as from various cutting techniques.

All art, beyond technical explorations, entails self-expression: opening up, bit by bit, to others and to oneself. Like all tedious handwork, cutting and pasting can have a grounding or soothing effect. Yet in order to elevate “therapy” into something worthy of artistic presentation, the work must be driven by an underlying idea, be it aesthetic or conceptual.

The practice of collage is largely about decision making: killing your darlings. I personally prefer those fatal decisions to be conceptually informed, but while the concept may be more or less “literal”, the mood of a work remains subjectively expressive. My personality tends to melancholia, and my humor has a sardonic edge to it.

Technical gimmicks, visual puns and unexpected juxtapositions are part and parcel of this wondrous medium, but lighthearted surprise shouldn’t overpower the more tenderly personal levels of expression.



ハッリ・カルハ博士、コラージュ作家
Harri Kalha, Ph.D., collage maker

1ハッリ・カルハ博士(1962年生まれ)はビジュアル・アーティストであり、学者であり、ノンフィクション作家でもあります。1980年代後半、カルハはヘルシンキ大学の「絵画学校」に頻繁に通い、さまざまなアートコースに参加しました。パリのアカデミー・ロデレールで過ごした1年間は、彼の芸術的信念を確かなものにしました。彼の関心の中心は線と直線性となり、それ以来その探求は鉛筆からハサミへと移行しました。1997年、カルハは美術史の博士号を取得し、美術の研究と執筆の分野で多くのキャリアを築いていくことになりました。数々の図書賞を受賞し、ノンフィクション文学の権威あるフィンランディア賞にも2度ノミネートされました。しかし、彼は、特に書籍の企画の合間を縫って、また個人的な損失を被ったこともあり、絵を描き続けました。最近、ビジュアル制作に対する過度のプレッシャーにより、それが「片手間」で取り組めるようなものではなくなってきています。現在、カルハは自分自身を大学で教育を受けた民俗芸術家であると考えており、自分の選んだコラージュという媒体に100パーセントの時間を割いています。

Harri Kalha, Ph.D., (b. 1962) is a visual artist as well as a scholar and a non-fiction writer. In the late 1980s Kalha frequented the "drawing school" of the University of Helsinki and participated in various art courses. A year spent at Acad?mie Roederer in Paris secured his artistic conviction. His central concern became the line and linearity, the exploration of which has since migrated from the pencil to scissors. In 1997, Kalha earned his doctorate in art history and moved on to pursue a prolific career in art scholarship and writing. The recipient of several book awards, Kalha was even nominated twice for the prestigious Finlandia award in non-fiction literature. He continued to make pictures, however, especially between book projects, and egged on by personal losses.


横山 幸希 展「一綛(ひとかせ) から」

日 程 1月31日(水)〜2月4日(日)
時 間 12時〜19時(初日は16時から)
(最終日は18時まで)

私は、伝統工芸の加賀繍の長く受け継がれている華麗な手業を活かし、心を揺さぶられる魅惑的なものを探究しております。

私の在籍する大学院の修了展でもある今回の展覧会では、今までの加賀繍とは違う方法を選び、絵画とジュエリーというかたちで加賀繍の魅惑をご提案いたします。 絵画では、針と糸を舞台で躍らせることができました。今までは具象物をどれだけ精密に繍い、本物に近づけるかということを意識していましたが、抽象形態の絵画を描くことで、加賀繍に今までとは違う新しい道もあると気づかされます。
ジュエリーでは、加賀繍で使っている絹糸は宝石以上の価値があるということを発見することができた作品です。加賀繍が100年以上も続いているのは、他に比べようもないほどの絹の美しさをたっぷり感じることが出来ていたからだと見出すことが出来ました。

加賀繍の持つ「躍動感」と「優美さ」。今回は、この2つの魅惑的なものをご提案できる運びとなりました。



横山 幸希
Yuki Yokoyama

1999 石川県金沢市 生まれ
2022 中央大学商学部経営学科 卒業
2024 杉野服飾大学大学院 造形研究科造形専攻 造形表現コース 修了見込

受賞
2013 石川県中学校陸上競技大会 優勝
2014 JOC石川県U16陸上予選会 優勝
2015 第14回大島吉鎌賞 努力賞
   石川県陸上選手権大会 優勝
2016 石川県金沢市スポーツ優秀賞
   石川県陸上選手権大会 優勝
2017 北國スポーツ記録賞
   北信越高校総体陸上インターハイ北信越予選会 3位
2018 石川県陸上選手権大会 優勝
   国民体育大会石川県予選会 優勝
2020 関東学生新人陸上競技選手権大会 3位

展示
2022 杉野服飾大学大学院1年 作品展/galleryU2(目黒)
2023 いしかわ伝統工芸フェア 加賀繍展/東京国際フォーラム(有楽町)
2024 個展「一綛から」/ars gallery(表参道)


小野坂葉子個展「Lines」

日 程 2月27日(火)〜3月10日(日)
※休館:3月4日(月)
時 間 12時〜19時
(最終日は17時まで)

絣織の技法の仕組みから得られる視覚的効果に着目した制作を行っています。
大学院の修了作品展である本展では、絣織による文様の連作を展示いたします。

技法の仕組みの中で生まれた線は揺れて流れて反転し、余白のかたちを切り開く。
そして大きなひとつの文様をなす。



小野坂葉子

1998年 東京生まれ
2022年 多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻 卒業
2024年 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程デザイン専攻テキスタイルデザイン領域修了見込み
[受賞歴]
2022年 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻 卒業制作優秀作品2022
2022年 第57回神奈川県美術展 工芸部門 大賞
2022年 チャーム・ケア・コーポレーション 第20回アートギャラリーホーム 入選
[展覧会]
2021年 「医術と美術 -テキスタイルを通じたデザインと医療現場の対話-」(多摩美術大学TUB)
2022年 多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻 卒業・修了制作展 COCOON(スパイラルガーデン)
2022年 第3回全国大学選抜染色作品展(染・清流館 京都)
2023年 「医術と美術V -テキスタイルを通じたデザインと医療現場の対話-」(多摩美術大学TUB)



ars gallery